【インタビュー】honeyee.com (ハニカム) / .fatale (ファタール) 編集長 鈴木哲也

【インタビュー】honeyee.com (ハニカム) / .fatale (ファタール) 編集長 鈴木哲也
http://fashionpost.jp/posts/210
個人的は
ざっとしか、読んでいないので
ちゃんとした感想を書けそうにないので
興味深かった言葉を
2つチョイス!
・ 1つ目
レディースの状況っていまどうなんですか?
やっぱり産業としてメンズとはスケールが違います。メンズはやっぱり、どこまでいっても鉄道マニアの世界と一緒(笑)。メンズファッションのビジネスって、オタク産業の一種ですよ。それは、売る方もファッション好きだし、買う方もファッション好きということですね。売る側と買う側の感覚が近いんです。ところが、レディースはあっちを向いている人をこっちに振り向かせるみたいな、そういうビジネスですよね。

・ 2つ目
日本のメンズのどこがいいって評価されているんでしょうか?
今、メンズの主流は圧倒的なオリジナリティとか際立ったユニークさよりも、トラディショナルな「男の服」という枠の中でどれだけ変化がつけられるか、ということの勝負になっている。これはカジュアルにも言えます。簡単に例えると、現代を舞台にした映画で登場人物が着ていて違和感がないくらいのものが良いというようなことです。その点、日本のブランドは、それがトラディショナルに見えるためのディテールの扱い方がうまい。逆に言うとトレンド感を自然に表現するのがうまいわけです。そのうえで、素材の選び方や細かな仕上げによるニュアンスの出し方にとても神経質ですから、服好きはみんな共感するんですよ。大体、日本のメンズのデザイナーは自分が服マニアだから。当然、服好きの心を掴む術は熟知してる。

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